高配当銘柄への投資は、長期投資家としての醍醐味の1つかもしれません。
そこで「罠銘柄」を除外することで、長期にわたり配当金を得られるようなポートフォリオを組めるように注意ポイントを説明します。
配当性向の確認
配当性向とは「今期の利益に対して何%を配当金に充てた」かを把握できる指標です。配当性向が100%を越えているとしたら、利益以上に株主還元をしていることになります。
通常であれば30%程度を目安とするといいでしょう。2020年のように、コロナの影響(予定外の事象)で一時的に配当性向が上昇することは「許容の範囲」としていいと思います。
しかしながら、次年度以降に業績が回復していないにもかかわらず、高い配当性向を維持していたとすると問題があるかもしれません。
配当性向が高いということは、増配の余地も少ないことになります。これは、株価上昇よりも下落する可能性の方が高いことを意味します。戦略的である場合は、それを理解した上で投資をするようにしてください。
0コメント